【趣旨】
PTA 役員及び保育所等保護者会員が農産物の栽培ほ場を見学し、地場農産物への理解を 深めるとともに、
収穫体験を通じ生産者との交流の機会を提供する。
【参加者】
高岡市立小・中・義務教育・支援学校 PTA 役員
高岡市内の保育所等保護者会員 高岡市農業水産課(たかおか地産地消推進ネットワーク)、
健康増進課、学校教育課、 子ども・子育て課職員 計 19 名
【たかおか地産地消ネットワークの役割】
・JA や生産者と連携し、地元の新鮮な野菜の提供 ・学校給食に新しい品目を導入する生産者の支援
・ほ場視察研修会や収穫体験、各種イベント等を通して生産者と消費者が触れ合える機会の提供
・地産地消の推進・啓発
【中山農産さん】
・ 化学肥料や農薬の使用を極力抑え、畜産農家から出る牛糞や鶏糞をたい肥として使用している。
・ 収穫された野菜は、次亜塩素酸を使わず、水のみで洗浄している。
また、大きさによって納品(販売)場所が異なる。
・ 最近の野菜の価格高騰は、輸送費に費用がかかってしまっていることが原因。
農家とし ては、各機関や企業などと契約を交わしているため、農家の収益としては変わらない。
・ひとり 10 本までの人参の収穫体験を行った。
【滝川農園さん】
・高岡市の学校給食に使用されるしいたけのすべてを 20 年以上にわたり提供している。
・ここ数年の猛暑により、しいたけ栽培が非常に厳しくなっている。
そのため、高温耐性の菌の開発している。
・しいたけ(・ 他のキノコも含む)の栽培には、
仕込みハウス(・ 菌床をつくる)→培養ハウス(菌床を育てる、4~5 か月)→発生ハウス(菌床からしいたけを育て、収穫する) の工程がある。
しいたけは発生ハウスで、4~5 回の収穫を繰り返す。
1 回目に収穫され たしいたけの方が肉厚だったり、大きかったりする。
・収穫体験はできなかったが、参加者へしいたけとなめこのお土産をいただいた。