· 

コロナ禍だからこそ親子のコミュニケーションに寄り添うサポート

令和2年度家庭教育委員会 委員長の川田です。

 

家庭教育委員会では、10月26日に小中学校部会・教育環境委員会と合同で

「合同リモート講演会」を行いました。

 

教育環境委員会と合同で、第2部“withコロナ時代における教育環境の変化について”」と題し、

米谷高岡市教育長・宮田市P連会長の対談の準備を行いました。

 

第1回委員会は例年より遅れて8月に開催できましたが、

9月の第2回委員会は感染リスク等踏まえ、

SNSグループにて対談に取りあげたいテーマについて意見・質問等を募りました。

 

委員が顔を合わせない中で、どこまでできるかなという不安はありましたが、

各単位PTAから選出された委員から、熱い思いが活発に出され、大変心強かったです!

 

その後、教育環境委員会との合同委員会にて、

対談テーマを

1.ICT教育環境 

2.学習面 

3.学校行事 

4.学校の感染予防対策・安全対策 

5.部活動 

の5つに設定し、対談の実現となりました。

参加者の皆様からは、

「リモートで参加できてよかった」

「情報の共有ができた」

「もう少し詳しく聞きたかった」

「資料をもっと見やすくしてほしかった」

「質疑応答の時間が欲しかった」

との様々なご意見・ご感想をいただきました。

 

初めての試みでしたが、皆様のご協力で無事に成し遂げることができました。

 

 

実は、家庭教育委員会内では、今回テーマに上げることができませんでしたが、

対談テーマの5つのほかにたくさん挙げられたのは、

”コロナ禍での子どもたちの生活の変化や心の面への不安や悩み”でした。

 

・子どものストレス軽減・解消法は?

・親も子どももストレスを溜めずに過ごすにはどうすればいいか

・子どもの体調や心のケアの部分がとても心配

・「コロナだから仕方がないよね」って言ってしまいがちだが、どのような心持ちで接するのが良いか

・学校行事が制限される中で子どもたちにどのように向き合っていけばよいか、どのような事に気を付けたらよいか

・コロナ禍の今だからこそできることとは?前向きにどうしていったらよいか

私も共感する内容ばかりでした。

 

これを受けて、委員会として今年度も「親学び講座」を委員でだけでも開催したかったのですが、

コロナ禍の中、力不足でできませんでした。

“親学び”って?と思われた方、入学の際に、皆さんに配られている「親学びノート(小・中学生編)」という冊子があったかと思います!

 

 

●親を学び伝える学習プログラム「親学びプログラム」(子育てネッ!とやま)

http://www.pref.toyama.jp/sections/3009/hp/oyamanabi-new.html

 

家庭教育委員会では例年、親学び講座や家庭教育環境の向上に役立つ

様々な講演会を行ってきました。

今、このような時だからこそ、

自分の思いを語り、いろいろな意見や考えを聞き、

子育てについて再認識する機会として

“親学び”はとてもためになるのではないかと思います。

 

今年度、県PTAや市内の各単位PTAで親学び講座を開催された学校もあります。

今後は感染予防策を徹底した上での親学び講座の開催や

オンラインでの開催など工夫しながら、よ

り多くの保護者に親学びを体験してもらえるような運営を行い、

家庭における親と子のコミュニケーションの充実・親の子どもへの

適切なサポート力向上の助けとなる事業を引き続き行ってまいります。